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TPP Q&A 初級編
TPPと食の安全
輸入食品から国内の食の安全を守る権利は、世界貿易機関(WTO)で各国に認められています。科学的根拠に基づいて、日本の事情に応じた食品の安全基準を設定できるのです。


食品の安全基準の緩和や検査方法は議論されていません。TPPでは、検疫(輸入食品の安全性検査)手続きをスムーズにする方法や、食品安全を守るための法律の内容を分かりやすく示すことなどが話し合われています。

TPPは、複数の国が共通のルールを決めるものです。日本の食品安全基準だけが変更されることはありません。また、他国に合わせれば日本の高い安全基準が引き下げられるというのは誤解です。オーストラリアやニュージーランドは、独自の生態系を守るために、厳しい安全基準を持っています。日本で認められている添加物が、認められないこともあります。

詳しく教えて!
- 牛海綿状脳症(BSE)のリスクがある牛肉の輸入に影響があるのでしょうか?
- TPPとは関係ありません。牛肉の輸入規制の緩和は、アメリカだけでなく、フランスやオランダからも求められているもので、TPPとは別問題です。TPPとは関係なく、この問題は科学的根拠に基づいて議論されるべきです。
- 日本の残留農薬基準が引き下げられたり、収穫後の農薬使用が許可されたりするのでしょうか?
- TPPで議論されていません。
- 遺伝子組換食品の表示のルールが緩められ、輸入が増えるんでしょうか?
- TPPで議論されていません。ニュージーランドやオーストラリアでも、遺伝子組み換えであることの表示が義務づけられているので、仮に議論されても、一緒に「NO!」と言えば大丈夫です。
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